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大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ④ [book] [山本巧次]

sample1.jpg山本巧次/宝島社/お薦め度 ★★★★

シリーズ第四弾

サブタイトルは「北斎に聞いてみろ」。グッドタイミングな一冊!

関口優佳=おゆうは新規オープンする美術館の目玉、葛飾北斎の肉筆画、の真贋鑑定の依頼を引き受ける。

江戸で真贋をはっきりさせるため、一番単純かつ確実な北斎を直接訪ねることにする。

しかし、調査を開始した途端に、絵の仲買をした鶴仙堂の主人が死体で発見される。

おゆうは北斎の娘、阿栄=応為、の助けを借りながら現代と江戸を行き来し、事件を追いかける。

ここから何時もの展開が待っているのですが、今回は実在の人物、北斎、応為、を登場させあt歴史小説仕立て!?

ここのところ、北斎の娘、葛飾応為にスポットがあたっているタイミングで本書が刊行さるとは・・・著者の遊び心にあっぱれ!


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キリング・ゲーム [book] [ジャック・カーリイ]

sample1.jpgジャック・カーリイ/文藝春秋/お薦め度 ★★★★
 
シリーズ第七弾

無差別殺人?クロスボウで射殺された女子学生、ナイフで刺殺された少年、斧あるいは棍棒で殴打され殺されたホモ・・・殺害の手口はバラバラ、被害者をつなぐものは何か?

いつものカーソン・ラーダー・シリーズと違ってなかなかスピードが上がらない。犯人グレゴリーとその姉エマの関係とカーソンとハリーの遅々として進まない捜査が交互に語られる。

加えて、カーソンがポリス・アカデミーで講師を務め、生徒のウェンディと恋仲になっていく様子が・・・

ラスト100頁は100キロ超のスピードに戻してくれるのだが、あまりにも前半のスピードダウンが痛い!?

最後の最後に新展開を予想させることが・・・次作を愉しみにしています。

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QJKJQ [book] [江戸川乱歩賞]

sample1.jpg佐藤究/講談社/お薦め度 ★★★

2016年江戸川乱歩賞受賞作

快楽殺人のスペシャリストが家族、母杞夕花、兄浄武、父桐清、そして私亜李亜。

キリングハウスから突然兄が殺され死体が消えた。兄に続き母も・・・父とふたりになった亜李亜、父が兄と母を殺したのか!?

13年前の殺人事件のフラッシュ・バックが亜李亜を襲う・・・フラッシュ・バックと現在の繋がりは何なのか?それを解き明かす鍵は父桐清!

ここから延々と境界殺人犯の殺人遺伝子がどうのこうのという読者を煙に巻く与太話?が始まる・・・

我慢しながら最後まで行きついたが、スッキリしない江戸川乱歩賞受賞作!

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放たれた虎 [book] [ミック・ヘロン]

sample1.jpgミック・ヘロン/早川書房/お薦め度 ★★★★

シリーズ第三弾

いきなり<泥沼の家>のリーダー、ジャクソン・ラムの秘書キャサリンが拉致され、リヴァーの携帯にキャサリンの画像が送られくる。犯人の要求は時間内、80分、にあるファイル・データを盗んでこいというものだった。

保管庫に忍び込むリヴァー、あえなく逮捕され保安局員の尋問を受ける。何とか保安局の上層部の計らいで保釈されるが、キャサリンの行方は依然わからない。

一方で内なる敵、新任の内務大臣、が出現する。お互いに反目する保安局の局長とナンバー2を揺さぶり、<泥沼の家>を閉鎖を企てる。

途中から犯人一味と一緒になって?ファイル・データを手に入れようとするリリヴァーたち、それを俯瞰する保安局、それにリヴァーたちを助けようとする<泥沼の家>の面々の組んず解ぐれつの大格闘が始まる。

火事場の馬鹿力で<泥沼の家>は閉鎖は免れたのか!?

出色の出来の<窓際のスパイ>シリーズ、一気読み間違いなし!


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秋霜 [book] [葉室麟]

sample1.jpg葉室麟/祥伝社/お薦め度 ★★★★

羽根藩シリーズ第四弾

前作「春雷」から三年、一揆騒動の後、当時の藩主は一揆鎮圧に功のあった隼人を討ったことで幕府から隠居を命じられ、反隼人派の筆頭家老らは失脚するといつしか、百姓の間で隼人は、<世直し様>と呼ばれるようになった。

そんな折、「欅屋敷」を訪ねる謎の男、草薙小平太、が・・・この日から屋敷に留まり、屋敷の仕事を手伝うことになった。

小平太の出自が羽根藩をひっかきまわすことに・・・亡くなった父は羽根家中のもので藩の公金を使い込み召し放ちなり、食うや食わずの浪人生活だった。

父が放蕩三昧のわけは、前作に登場した白木立斎の側妾と知らず縁談を進められ、妻にしたことだった。その時娘は既に児を孕んでいた・・・実父は隼人に成敗され、養父からは疎んじられてきた。

幕府の巡見使の来羽が迫るなか、元藩主を筆頭に藩の家老が小平太を使い、旧悪を知る楓たちを亡き者にしようと企てる。

前作は隼人の生きざまが周りを感化させたが、本書では楓の生きざまが小平太を感化させる・・・

シリーズ四弾にしてはありがちな展開を見せるが、前作から続くひとつの物語として捉えると、それもありかな!?

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