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荒神 [book] [宮部みゆき]

sample1.jpg宮部みゆき/新潮社/お薦め度 ★★★★

BSプレミアムでドラマ化決定!

巻末の解説で特殊技術監督の樋口真嗣さんが本書を画像にする思いを熱く語っています。解説としては極めて異例ですが、NHKがこの熱い思いを受け止めてくれることを期待します。

小山のような身体を支える、太くて短い脚、脚の恰好だけなら蜥蜴(トカゲ)にそっくり、踵の側に蹴爪は見えないが前の三本の爪は鋭く、爪というより牙だ。身体は蝦蟇(ガマ)、脚は蜥蜴、尻尾は蛇、その皮膚はだんだら模様。

こんな怪物?が一夜にして東北の小藩の山村を壊滅させた。難を逃れた蓑吉は敵対する藩で助けられる。蓑吉を介抱し匿ったのは藩主の側近を務める曽谷弾正の妹、朱音、蓑吉が語る壊滅の様は想像を絶するものだった。

いがみ合う二つの藩、そのなかで怪物?が呪詛の力でを生みだされたことが徐々に明らかになる。しかも呪術者の血を引く者が朱音であり、弾正であることも・・・

怪物を我が物にしようとする兄、弾正vs.怪物を殲滅しようとする妹、朱音の戦いが始まる。

「三島屋変調百物語」の延長線上にある作品!?に大活劇と怪物が登場、何とも贅沢な作品。ドラマも期待したいものです。

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