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去就 隠蔽捜査6 [book] [今野敏]

sample1.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★

シリーズ第六弾

大森署管内でストーカー事件発生?女性が連れ去られたの一報、ストーカーと思しき男と話し合いをするため最近付き合い始めた先輩と一緒に現場に赴く。そこで先輩がナイフで刺され略取・誘拐される。

ストーカー対策チームを立ち上げようとしていた矢先の略取・誘拐事件だった。対策チームの人選期限で新任の方面本部長、ノンキャリアの叩き上げ、とちょっとした行き違い?があったばかりのことでもあった。

事件は途中からあらぬ方向へ展開する。ストーカーと女性がストーカーのマンションに立てこもり、機動隊がマンションを包囲、SATが現場に派遣される。SATの指揮権は方面本部が持っている。交渉に応じようとしないストーカー、固定電話には出ず、携帯に一度接触できただけだった。

前線本部へ赴く竜崎、そこで情報を整理すると、略取・誘拐されたのはストーカー?の方ではないかという結論に達する。

ここから竜崎流、公務員の公務員たる職責を本音で語る、のリーダーシップが如何なく発揮される。そのことが事件解決後、権限を逸脱したとして特別監察にかけられてしまう。

竜崎の娘と婚約者?とのすれ違いがストーカー事案になりかねないというのも本書のサブストーリーのひとつ。

エンジン全開の隠蔽捜査、伊丹本部長をはじめとする登場人物も安定感を増し、次作はどうなるのか今から楽しみな一気読みシリーズ!

 


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自覚 隠蔽捜査5.5 [book] [今野敏]

sample1.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★

シリーズ第七弾

「初陣 隠蔽捜査3.5」に続くスピンアウト短編集

副署長の貝沼、元部下で竜崎が恋心をいだいたキャリア・畠山美奈子、野間崎管理官、刑事の戸高・・・らにぶれない大森署署長・竜崎、刑事部長・伊丹が絡む。

箸休め的な「0.5シリーズ」。竜崎ファンにとってはたまらない一冊ですが、初めて手にするには軽すぎ・・・1、2、3、4、5をお薦めします。


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宰領 隠蔽捜査5 [book] [今野敏]

sample1.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★☆

シリーズ第六弾

「宰領」とは、とりしまり。荷物・人夫の監督。

元警察官の秘書から伊丹刑事部長に、議員の行方がわからないと電話が入る。早速、管轄の大森署署長・竜崎に内密で捜査依頼。そうこうするうちに、議員の乗っていた車が発見され、車内から運転手の遺体が・・・

そして犯人とおぼしき男から脅迫電話、マスコミに議員誘拐を公表せよ、と。脅迫電話は神奈川県下、横須賀、からかけられたものだった。

指揮本部は大森署、警視庁、前線本部は横須賀署、神奈川県警、伊丹のたっての希望で竜崎は前線本部の副部長として就く。

警視庁VS神奈川県警の意地の張りあいのなか、「ぶれない男」、竜崎の孤軍奮闘を描く最新刊。「宰領」とはなんとも巧いタイトル

本音と建前を使い分ける伊丹、直球勝負の竜崎の丁々発止の掛け合いは見もの。最後の軽い捻り、オマケ、もあったりして・・・点数は少々甘め。


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転迷 隠蔽捜査4 [book] [今野敏]

sample1.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★

待望のシリーズ第五弾

「隠蔽捜査4」なのにシリーズ第5弾、前作に「隠蔽捜査3.5」あり。

管内で起こったひき逃げ事件、隣の署で起こる殺人事件、被害者は外務省OBと外務官僚。ひき逃げ事件は殺人事件の可能性ありとして捜査本部が大森署にもうけられる。

大森署署長・竜崎伸也に降りかかる火の粉はそれ以外にも、放火事件の人員補充、売人逮捕に対する麻取り脅し、加えて娘の彼氏の音信不通問題・・・公私にわたり難題山積!

これらの事件を一手に引き受ける竜崎・・・それにしても相変わらず爽快なシリーズ、「上司にしたい何とか」だったら竜崎は間違いなくNo.1!?

追伸:署内では向かうところ敵なしの竜崎だが、娘と話がかみ合わない姿がなんともオヤジ。


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初陣 隠蔽捜査3.5 [book] [今野敏]

sample1.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★

隠蔽捜査シリーズ番外編

既刊シリーズとそれに続く新刊のはざま、シリーズ3と4、なので3.5とは何ともうまい表題

既刊シリーズでは主役演じる竜崎伸也、竜崎に絡む準主役の刑事部長・伊丹俊太郎。本書では伊丹を主役に、既刊シリーズの話を網羅、裏側から見た、伊丹から見た事件簿。

本シリーズのファンにとってはたまらない一冊。既刊シリーズを手にすることで愉しみは倍増間違いなし。

隠蔽捜査シリーズ4が待ち遠しい!


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疑心 隠蔽捜査3 [book] [今野敏]

sample4.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★ 

趣を異にするシリーズ第三弾

前作で息子の不祥事で大森署署長へ左遷させられた竜崎伸也。

異例の任命、米国大統領来日に際しての方面警備本部長、なにか良からぬ動きが・・・

竜崎と共に本部付きとなる美貌の女性キャリア・畠山美奈子。

今回はホームドラマ仕立て? 唐変木の竜崎の恋煩い、畠山美奈子への、と米国大統領来日テロを絡ませた第三弾。完全の手の内に入ったシリーズ。堪能してください。


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果断 隠蔽捜査2 [book] [今野敏]

sample16.jpg今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★★ 

シリーズ第二弾!

「隠蔽捜査」続くシリーズ第二弾。「果断」とは思いきっておこなうようす。「果断な行動」

主人公の竜崎伸也は前作の最後に大森署署長へ左遷。今回の事件はその大森署管内。緊急配備の網を潜り抜けたサラ金強盗犯のひとりが起こす立て篭もり。

所轄、SIT、SAT・・・その中で竜崎が下した決断はSATの突入、犯人は死亡、人質は無事救出。しかし、立て篭もり犯の拳銃には実包が入っていなかった。

実包を持たない犯人を射殺、マスコミは騒ぎ立てる。誰かをスケープゴードにするために監察が動く、窮地に追い込まれる竜崎。

信念をもってことにあたった竜崎の窮地を救う戸高刑事(第一作で竜崎にからむ刑事)・・・これ以上はいえませんが、一気読みの警察小説です。

追伸:昨年度中に読了していれば間違いなくベスト10入りの一冊です。
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隠蔽捜査 [book] [今野敏]

今野敏/新潮社/お薦め度 ★★★★

本来のエリートとはかくあるべき!

いつか手にしようと思いながら手に出来なかった警察小説。吉川英治文学賞新人賞受賞作。

「国家を守る」、エリートのあるべき姿。あるべき姿とは明治以降、新しい国をつくるため、志の高い、優秀な人材を集め、厳しく教育された一握りの人材、それが本来のエリート。東大もそもそもは「官僚」を育成することを目的につくり出された大学であった。

主人公・竜崎伸也、東大卒、警視長、エリートは国家を守るため身をささげるべきだと信じる男。周りからは「変人」と呼ばれている。

主人公の設定が凄い、いまどきこんな主人公を登場させる警察小説は他にない。

魑魅魍魎とした警察組織のなかで、また家庭内で、自身の正義を貫くための壮絶な戦いが描かれている。単なる犯人探しの警察小説ではない話題作!?


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