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視える女 [book] [ベリンダ・バウアー]

sample1.jpgベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★

CWA賞最終候補作

殺人課の警部、マーヴェルは列車に飛び込もうとした女、アンを助ける。四ヶ月前に行方不明となった四歳の息子の母親だった。

マーヴェルも一年前にひしゃげた自転車を残し消えた少女の事件を追っていた。

警察が少女の消息を霊能者に協力を仰いだが、捜査の進展を見ることはなかった。その霊能者の交霊会に藁をもつかむ思いのアンが参加する。

参加を機会にアンは不思議な声や幻想?を見るようになる・・・「視える女」になっていく!?

霊を信じていないマーヴェルだが、アンの視る光景が少女に近づきつつあることを実感することになる。

筆者のミスリードに「えっ!」となってしまう結末、異色のオカルトミステリー!?


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生と死にまつわるいくつかの現実 [book] [ベリンダ・バウアー]

sample1.jpgベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★

最新刊

独り歩きの女性を狙った連続殺人事件、犯人は服を脱がせ、電話で母親にさよならを言うように強要する。犯人は黒い目だし帽をかぶった男。

小さな村で起こる事件にガンスリンガーたちが民警団を結成、見回りを始める。10歳の少女、ルビーと父親ジョンもそれに加わる。

ジョンは仕事を失ってなら釣果で小銭を稼ぐだけ。妻アリスンの収入で一家三人が暮らしていた。

ルビーとジョンの会話がどことなくユーモラスでいつものべリンダ・バウアーと趣を異にする。後半は一気のサイコサスペンスだが、2/3で犯人が明らかになる。それでもただでは終わらない・・・

追伸:犯人は被害者を安心させる方法を偶然見つけ出す。


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ラバーネッカー [book] [ベリンダ・バウアー]

sample1.jpgベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★

彼女自身CWA賞受賞作家なのだが、本書でも最終候補に残る。

アスベルガー症候群は、興味、コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害。特定の分野については驚異的なまでの集中力と知識を持ち、コミュニケーションの面では、「空気を読む」などの行為を苦手とする。

アスベルガー症候群のパトリックの興味は父の事故死に起因する「死」の探究。そのために解剖学を学んでいる。

解剖学の実習で割り当てられた「遺体19番」、死因を突き止めることが学生に課せられる。心臓、脳・・・と解剖してもなかなか死因を突き止めることが出来ない。しかし、遺体から見つかったピーナッツにパトリックは興味をひかれる。

母親とのコミュニケーション、同級生とのコミュニケーションがままならないパトリックだが、「死」の探究は留まる事を知らない。

「遺体19番」の視点と「死」の探究が交互に語られ、いつしか交わり、真実が明らかになる。物語はそれだけでは終わらない・・・

ぜひ、シリーズ化してほしい作品!同級生メグとの関係も気になる。


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ダークサイド [book] [ベリンダ・バウアー]

sample1.jpgベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★

三部作第二作

難病の妻・ルーシーのため寒村の巡査に甘んじているジョーナス。寝たきりの老婆が殺され、州都から殺人課の警部がやってくる。ジョーナスは使い走りとして捜査に加わる。難航する捜査の中でジョーナスは、「それでも警察か?」というメモを受け取る。

続いて起きる殺人事件。犠牲者は6人・・・

妻を守るため、村人を守るため、上司との軋轢の中、ジョーナスは夜回りに徹する。

驚愕の結末が待っているが、ミステリーとして読むと物足りなし、サイコ・サスペンスとして読むとなかなかのツイスト!?

三部作を1→3→2の順番で読んでしまった。単独の読みものとしても十分通用するが、1→2→3の方がよかった。


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ハンティング [book] [ベリンダ・バウアー]

sample1.jpgベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★

三部作完結編

「ブラックランズ」、CWA賞受賞、「ダークサイド」に続く三部作完結編。

寒村で起こる誘拐事件、少年少女が次々に誘拐される。事件現場に残されたメッセージは、「おまえは彼(彼女)を愛していない」。

共通しているのは車のなかにひとりあるいはふたりでいるところを誘拐されていることだった。

更に、連続殺人犯に殺されかけた過去を持つスティーヴン、一年半前に妻を亡くした巡査ジョーナスを巻き込む、。二人も拉致される。

警察小説として読むと、警部補と巡査部長の無能さばかりが目につく。サイコサスペンスとして読み進むことをお勧めします。

人物描写もしっかりとした完結編!

追伸:未読の第二作「ダークサイド」を引き続き読むことにします。


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ブラックランズ [book] [ベリンダ・バウアー]

sample1.jpgベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★

CWA賞ゴールドダガー賞受賞作

2013年、小学館の隠し玉に著者の「FINDERS KEEPERS」が挙げられている。

主人公のスティーヴン、13歳、は19年前11歳で殺された叔父・ビリーの遺体を捜すため、シャベルで穴を掘り続けている。

ひょんなことから連続児童殺人犯のエイヴリーが服役中であることを知り手紙を書く。そこから暗号めいたふたりの往復書簡が始まる。

ここまでのプロットはサイコ的な高揚感があるのだが、結末にもうひとひねり欲しかった。どこかの党の原発政策じゃないが、「フェードアウト」してしまった。

受賞作にしては話題にのぼらなかった一冊。今度の隠し玉に期待しましょう!


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