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死体は笑みを招く [book] [ネレ・ノイハウス]

sample1.jpgネレ・ノイハウス/東京創元社/お薦め度 ★★★★

シリーズ第四弾目?

邦訳順と出版順が異なるようです。出版順は「悪女は自殺しない」、本書、「深い疵」、「白雪姫には死んでもらう」、秀作、「深い疵」、が邦訳紹介一番とは恐れ入りました。

動物園で左腕と左足が切断された死体が発見される。捜査担当はオリヴァーとピアたち。被害者は高校教師で市議会議員のバウリー、環境保護、動物愛護等々の活動を行うと同時に、市議会議員として環境破壊に通じる新しい道路建設に反対していた。

生徒たちには慕われていたが、様々な活動からたくさんの敵が存在した。

様々な敵、市議会議員、隣人、その妻たち・・・、が読者のミスリードを誘う。

捜査は二転三転、次々と犯人候補が挙がっては消える。オリヴァーも読者同様にミスリード!?

「深い疵」が良かっただけにちょっと物足りないシリーズ第二弾!


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悪女は自殺しない [book] [ネレ・ノイハウス]

sample1.jpgネレ・ノイハウス/東京創元社/お薦め度 ★★★★

ドイツミステリー

既刊の「深い疵」、「白雪姫には死んでもらう」は同シリーズ。最新刊にしてオリヴァー&ピア・シリーズの第一弾。

なかなか上手い販売戦略。シリーズとして熟成した作品をまず紹介、その後でシリーズ第一弾。前作を手にしている読者は本書も手にするはず、と。

7年間の休職から現場復帰したピアが首席警部、オリヴァーの指揮下、取組む初めての事件は上級検事の変死と展望タワーの下で発見された若い女の遺体。

上級検事は散弾銃を口にくわえていたことから自殺の線で捜査が進む。一方の若い女の遺体は獣医の妻と判明、タワーからの転落死の偽装がなされていた。

関係者からの聞き取りにより若い女の評判はすこぶる悪く、彼女を憎んでいた人物があちこちに登場する。誰が犯人でもおかしくない状況・・・

いつしか二つの事件が女を通じ交わり、セックススキャンダル絡みの事件へ。

シリーズ第一弾だけあって、主人公オリヴァーの言動も心も右往左往する様は初々しい。


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白雪姫には死んでもらう [book] [ネレ・ノイハウス]

sample1.jpgネレ・ノイハウス/東京創元社/お薦め度 ★★★★

刑事オリヴァー&ピア・シリーズ第二弾

殺人罪で10年の刑期を終え、出所したトビアス、出迎えたのは幼なじみのナージャ。取りあえず、父親の住む故郷へ向かう。

折しも、故郷では連続少女殺人事件の被害者のひとりが白骨死体で発見される。

冤罪を主張していたトビアスだったが、村の住人の反応はいたって冷たく、暴力を振るわれ、嫌がらせは募るばかり。父と別れた母親までが橋から突き落とされてしまう。まるで「村八分」状態・・・

そんななか、事件に興味を示し、村人の情報を収集する女子高校生・アメリーの出現が大きな波紋を投げかける。

複雑に絡んだ村人たちの暗部がオリヴァーとピアの活躍で、オリヴァーは個人的な問題を抱えながら、徐々に明らかになっていく。

途中まではわくわく感が結構あったのだが、複雑に絡む糸すべてに決着をつけようとした、全方位的な結末が気に入らない。何回も死の淵から立ち上がるトビアス、幼なじみのナージャの設定も「?」


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深い疵 [book] [ネレ・ノイハウス]

sample1.jpgネレ・ノイハウス/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆

ドイツミステリー

ユダヤ人、元大統領顧問を務めた老人が射殺される。死体のわきには「16145」の数字が残されていた。解剖の結果、腕の刺青からナチの親衛隊員であることが判明する。

それに続く第二の殺人事件、KMF支社顧問、も被害者はナチの親衛隊。第三の殺人事件、老人ホームに住む老女。三つの殺人事件で使われた銃は第二次世界大戦期のものだった。

三人の被害者と親交があったカルテンゼー家の当主・ヴェーラ。次はヴィーラが狙われる番なのか?捜査にあたるオリヴァー&ピア。ひと癖もふた癖もありそうなカルテンゼー家の面々、美術史家の長男、KMF社社長の次男、議員の長女、ヴィーラの夫の隠し子・・・

娼婦、隠し子の死、次々と事件が発生する。ピアの旧友からもたらされた情報がナチスの顔と現在の顔とを結びつけることになる。

盛りだくさんの要素を飽きさせることなく読ませる力量はたいしたもの。次作の「白雪姫には死んでもらう」も期待出来そう・・・掘り出し物の一冊!?


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